事業概要
本事業の意義
- 林業再生・森林再生を図ることができます。
・放射性物質対策を徹底することにより、バーク(樹皮)や間伐材などの利活用が難しいとされる木質資源を、木質バイオマス発電燃料として、安全かつ有効に活用できます。
(参考)Q.どういった物を燃やすのですか。- ・森林の適正な間伐により、災害防止、治水機能強化、生態系保全が図られます。
- ・森林施業を進めることにより、イノシシなどの獣害を低減することが期待できます。
- ・山の手入れが進むことにより里山の再生が図られます。
- ・森林の適正な間伐により、災害防止、治水機能強化、生態系保全が図られます。
- 地元経済の活性化、所得の向上を図ることができます。
- ・建設・運営関係者などの来訪者数が増えることで、人口増加、飲食や買い物等の増加、それらに付帯した経済の活性化、商業施設等の持続的な運営などが見込まれます。
工事作業員 2年間で延べ84,000人
定期検査作業員 1年間で延べ 450人
- ・利用が停滞していた木材を燃料として購入することにより、森林施業を再開・発展させ、さらに森林材の経済的価値を再生することができます。
- ・従業員(想定数:発電所員22人)の多くを地元採用することにより雇用が創出されます。
- ・地域と連携した地域維持活動が図られます。
- ・建設・運営関係者などの来訪者数が増えることで、人口増加、飲食や買い物等の増加、それらに付帯した経済の活性化、商業施設等の持続的な運営などが見込まれます。
- 「ふくしま全体の復興」に貢献できます。
- ・森林の適正な間伐を促進することにより、林業関係者の雇用を拡大し、輸送業務などの間接雇用を含めて、より広域的な地域経済の活性化を図ることができます。
- 「脱炭素社会」の推進に貢献できます。
- ・再生可能エネルギーである木質バイオマス発電により二酸化炭素排出量を削減できます。
(参考)Q.木を燃やすとCO2が発生するのではないですか。 - 「未来志向型農業」の振興を図ることができます。
- ・花卉(かき)などの施設園芸を振興するうえで必要不可欠な冬季間の「熱供給」が可能となります。
- ・林業、エネルギー、環境、農業を一体的に学べる場を提供することができます。
バイオマス発電施設基本構想(設備概要)
出力 | 7,500kW(ボイラタイプ:流動床式ガス化燃焼炉) |
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FIT年間売電量(※) | 5,300 万kWh(一般家庭約17,000軒相当) |
利用燃料 | バークや間伐材等を調達 合計約9.5 万トン/年 |
運転開始 | 2024 年(令和6 年)春頃(FIT期間(20年間)終了後も運転継続を目指す) |
建設予定地 | 福島県相馬郡飯舘村蕨平地区(環境省仮設減容化施設跡地) |
(※)事業検討の進捗に従い、出力・年間売電量等は変更になることがありますが、安全対策には変更はありません。
